CTM調査

CTM調査とは、Concrete Thickness Measurementの略であり、衝撃弾性波によりコンクリート厚さを測定する方法です。この手法を用いることで、既設コンクリート構造物の厚さ、例えば、トンネルの巻厚や床版の厚さを片側から非破壊的に測定することが可能となります。
現在では、このような原理を応用して、増厚床版の一体性確認調査、コンクリート内部の品質調査や鋼板接着補強における剥離調査などを行っています。

CTM測定状況図

CTM測定器(StractureTap
【 増厚床版の一体性確認調査 】
この例は、上面増厚補強を行ったRC床版の一体性確認を目的に行ったものです。この事例では、部材厚さ280mmの床版(舗装50mm、上面増厚床版50mm,既設床版180mm)に対して、舗装面から調査を行いました。上面増厚コンクリートと既設床版コンクリートの付着状況は、境界面付近に発生するスペクトルのエネルギー量により推測することができます。測定結果のうち、付着が「良好なもの(境界面付近に卓越がないもの)」と「不良なもの(卓越があるもの)」の判定例を示します。

一体性確認調査の判定事例