新設構造物の特性評価

新しい構造系や新技術を用いて構造物が構築される場合、実構造物が設計を反映した挙動を示すことを確認する必要があります。
【 立体免震橋における振動実験 】
当該橋梁は19径間連続立体ラーメン橋梁で、下部構造の基部に免震装置を持つ非常に珍しい構造形式を有しています。同一形式の橋梁はニュージーランドに鉄道橋が1橋あるだけで、道路橋としては世界でも初めての例です。 写真はジャッキを用いた水平方向への荷重載荷の様子を示したものです。 本実験では有効な変位量が得られるようジャッキ1台あたり1764kNの荷重を載荷しました。実験では載荷状態での橋梁全体の静的な変形形状やジャッキを急速開放したときの自由減衰振動を計測しました。この計測結果から実構造物における履歴曲線や構造物の振動モード・固有振動数・減衰定数を求め、立体免震構造の妥当性を評価しました。

免震支承部と免震立体構造


自由減衰波形例