インターンシップ体験レポート

2008.9.16 ~ 2008.9.24

Report 1

[ 金沢大学大学院 自然科学研究科 社会基盤工学専攻 I君]

◇ インターンで取り組んだ内容および感想

大学では、車両走行による高架橋の振動について研究を行っています。今回のインターンでは、まず車両走行による橋梁の振動実験データからスペクトル解析や振動モード特定といった分析をさせていただきました。普段は、コンピュータ上で解析モデルを用いて車両走行シミュレーションを行っているため、実際の橋梁での実験データを分析するというのは初めての経験でした。特に実験データからの振動モード特定は、自分にとって新しい有効なスキルになったと思います。次に、橋梁(斜橋)の有限要素モデルを作成しました。有限要素法による解析モデルはこれまでにも作ったことはあったのですが、斜橋のモデルは初めてであり、床版のメッシュの切り方や各要素のモデル化についてのノウハウを学びました。今後、このモデルを用いて、固有値解析および車両走行シミュレーションによる動的応答解析を行っていく予定です。
また、研修期間中に二度実験現場に連れて行っていただきました。実験内容は、橋梁の静的載荷試験と床版押し抜きせん断試験でした。実験現場では、床版の劣化状況を自分の目で確認することができ、床版押し抜きせん断試験という今までに見聞きしたことのない実験に立ち会えたことは非常に貴重な体験であったと感じています。

◇ 会社のイメージ

二週間のインターンを終えて感じたフジエンジニアリングの印象は、社員のみなさんがいきいきと楽しんで仕事をしておられるということです。会社や現場に限らず、始終緊張感がはりつめているわけではなく、真剣な中でも時に笑顔で会話されている様子が見られました。逆に、ここぞという時は真剣な表情に変わり仕事に集中するという、メリハリのある職場だと感じました。

Report 2

[ 金沢大学大学院 自然科学研究科 社会基盤工学専攻 T君]

◇ インターンで取り組んだ内容および感想

私は2週間の間に、いろいろな現場を実際に体験しました。一番印象深かった現場は、床版下面のかぶりコンクリートが広範囲に剥離しており、引張側主鉄筋や配力鉄筋が露出している状況のY橋でした。Y橋は、これまでモニタリング計測などが行われてきましたが、今回抜本的な対策として床版打ち替え工事が実施されました。フジエンジニアリングは、この対策工事に合わせて、損傷が進行した床版の耐荷力試験を行う業務を担当しており、その現場に立ち会うことができ、大変いい経験になりました。
また、自分の研究テーマであるモニタリング技術に関わるSトンネル工事の計測現場で、実際に行われている計測システムを知ることができ、今後の研究に役立てられると感じました。
一方、社内では現在開発中の計測システムのプログラムについて勉強させていただきました。プログラミングと土木は、似つかわしくないイメージですが、今回実際に計測器の制御を勉強し、プログラムによって計測が効率的に実施することができることがわかりました。これを機に、プログラミングの知識をさらに深めていこうと思いました。